万馬券にはロマンがある

競馬をしている方にとって何よりも嬉しい事は、万馬券を的中することだと言っても過言ではありません。
しかし競馬をしていない人にしてみると何となくはわかるものの、どれくらい希少性があってロマンがあることなのか、わからない方が少なくはないようです。

競馬とは

競馬とは出走する全ての馬が一斉にゴールを目指して走る着順を競うスポーツで、原型はかなり昔の紀元前1000年頃からあったという説も残っています。
自分の好きな馬や騎手を応援したり、予想することを楽しむレジャーとしての一面もあり、国が出資している公営競技というのも特徴です。
日本国家が公認しているギャンブルの一つですが、予想する事にはそれぞれのいろんな要因なども考慮して考えないといけないため、かなり難しいというポイントがあります。
レースにはダートレースと芝レースなどがあって、芝の方のレースでは速いタイムが出るから、全体的にスピードのあるレースが展開されるので、スピード競馬という観点では世界のトップレベルの走行タイムになっています。
一方のダートコースでは、ぎっしりと砂が敷き詰められていて、砂埃を巻き上げながら疾走する感じが特徴的です。
どちらのレースも個性的で、走る距離も1000メートルから3600メートルまでとかなり幅広くなっていて、1日を通して様々な距離のものを走るプログラムに組まれています。

サラブレットという品種

競馬で走っている馬を競走馬と言いますが、品種はサラブレットと言って、とにかく走るために生まれてきたと形容されることが多く、最大の目的は速く走ることとされています。
元々は、イギリスの貴族が17世紀頃に優秀な馬を掛け合わせたのが始まりで、300年の時を経て、ついには走る芸術品とまで呼ばれるようになったのです。
そしてその走る芸術品が競い合うのは、1日に12回ほどのプログラムになっていて、全ての回に馬券を購入しても大丈夫ですが、あまり高額になってしまうとなくなってしまいます。
買いやすいレースに的を絞ってみるのが一番失敗をしない方法で、初心者にしてみると情報を得ることが出来やすいので、予想が比較的しやすいものであるという点になります。

馬券の買い方

まずどこに売っているのかという点ですが、直接競馬場に行って買う方法があり、全国で十箇所ある場内の馬券売り場で購入することができます。
他にも全国で42地区で場外馬券売り場があり、実際に大型のモニターが設置されていて座席も完備してあり、人も多く軽食などもあることから、競馬場に近い雰囲気を味わうことも出来ます。
ただし場外馬券売り場の場合は、馬を生でみることが出来ないので、その日の調子などがわかりにくく、競馬の醍醐味である臨場感や迫力が体験できないという点があります。
インターネットでも購入できる方法があり、指定する口座を持っていれば、即日に登録して完了すれば、その日からパソコンやスマートフォンから馬券を買うことができる方法もあり、近年では大変便利な方法として好評です。
現金で購入しない分、指定口座に入金しておいてそこから購入する事になります。
メリットとしては、どこからでも購入できるので、わざわざ時間と交通費をかけなくても良くて、インターネットの環境がある場所であれば、結果に関しても瞬時に知ることが出来てお手軽です。
馬券の種類は、基本的に9種類あり買い方は色々ですが、最もシンプルなものが単勝で一着になる馬の番号を当てるもので、自分が好きな馬にかけることが出来ます。
複勝はとにかく当たりやすい方法で、上位三着までに入りそうな馬を予想して当たれば良いというもので、的中率が高い分配当金が低くなってしまうというデメリットもあります。
単勝複式というセットで購入する馬券もありますが、この場合は1と2と3着を当てるという事になるため、複式よりは的中率も低くなるため、配当金も高くなる可能性があります。
枠連は唯一枠で購入するタイプのもので、1と2を枠で当てるもので難易度は低いと考えられます。
ワイドは三着までに入れば良いという馬を2頭選ぶという方法で、難易度が低い分配当金も多くない場合があり、馬連は1と2着になるものを選んで組み合わせて当てるものです。
馬単は馬連をよりシビアにしたもので、着順通りに当てないといけないため難易度が上がりますが、その分配当も良くなる可能性が高いものです。
三連複は着順は問われないのですが、1と2と3着の馬を当てるもので3頭が入っていれば的中となり、3連単は1と2と3着をしっかりと着順で当てる必要があります。
中でも万馬券を当てる可能性として大きいには、人気のない馬を軸にした購入方法で、3連単で購入したパターンで、もしも的中した場合はリターン率も高く百円で購入したものが、数千万円になったということも過去にあります。
このような事から、万馬券にはロマンがあり購入する時には、なるだけ難易度の高いものを少ない金額で試してみる方法が良いかもしれません。