せどりは安く購入して高く販売する行為になります。
主に書籍において行われることが多く、背表紙を見て価値のある物を選び抜き出して購入して、在庫を抱えながら販売して利益を出していくという流れの通称として呼ばれている行為の総称です。
ロードサイドにある古本屋チェーンではカゴをいくつも持って本を選ぶ人がいます。
よく見ると話題の本を選んでおり、また高価な本ではなくて安く販売されている値付けの古本をカゴに詰め込んでいるのです。
そして手にはビームを出す機会を持っており、バーコードを読み取りながら商品を選んでおります。
これはビーム機械にデーターが保存されており、任意のバーコードを読み取ることによって相場価格を知ることが出来るマシンなのです。
頭には合う程度の情報を入れておいて、これぞと思う出物があった場合には機械で読み取ってゆき掘り出し物を探していきます。
機械は定期的にキャリブレーションを施してメンテナンスを行う
機械は光の反射によって作動するために、表紙が汚れていたり破損していると動作が不十分になり読み取れません。
ですから布を片手に汚れを落としながら表紙を綺麗にして、機械を使うという流れを行う必要性があるのです。
機械は定期的にキャリブレーションを施してメンテナンスして、誤作動が発生しないようにしておくことが重要になります。
相場観は時期によって大幅に変わってゆくのです。
例えば古い漫画作品でも映画化の原作になったりすれば、その漫画作品は価値が大きく上昇するだけではなく、市場から姿を消すためにレアなプレミアム商品となります。
そのため店頭で安い値段で見つければ差額が多く発生し、利益を大幅に期待出来るのです。
せどり行為は禁止している販売店もあります。
ビーム機械を店内で使っていると店員に声をかけられて、他のお客様の迷惑になりますと注意されることも少なくはありません。
その場合は素直に店員に従いましょう。
あらかじめリストを暗記して置いたり、小さなメモ用紙として持っておけばある程度は対応が可能になります。
現在はビーム機械を持った同業の人が多い
また持ち歩ける小柄パソコンやタブレット端末を車に置いておき、気になる商品を見つけたらデータベースにアクセスして相場を調べてから購入することが必要な場合もあるのです。
ビーム機械を使い続けて店員の指示に従わなければ、お店の出入り禁止やトラブルになることも想定出来ないわけではありません。
以前ならせどりをする人は少なくて一般のお客さんに迷惑はかかりませんでしたが、現在はビーム機械を持った同業の人が多くなった関係上クレームが発生しやすくなっているのです。
仕入れ先が減ってしまえば利益も目減りしてしまいますし、何よりもトラブルを起こしてしまうことは得策ではありません。
販売の方法
さて仕入れが済んだら今度は販売を考えなくてはいけないのですが、販売はいくつかの方法があります。
貴重な本をいくつも手に入れた場合は買取専門の古書店に連絡を取りましょう。
一部のお店は探している商品の買取価格を提示しており、美品の場合には喜んで買い取ってくれます。
専門店だからこそ顧客との大きなパイプを持ち、販売するルートを確保していることが少なくはありません。
そういうノウハウを持つお店は買取だけではなく、委託による見本販売も行ってくれます。
売れた場合には委託料を支払わなければいけませんが、自分の好きな価格で店頭販売が出来ることは魅力的になるのです。
自身で販売することも考えられます。
一か月で100点以上など古本を販売する場合は、古物商の免許が必要になります。
地元の所轄する警察署で申請すれば、数万円の費用で免許が習得することが可能になるのです。
自前で販売する場合には店舗を持つ必要性があります。
個人事業主として展開するか法人化するかは、販売規模と税制を検討して決定するのがよいでしょう。
交通量や徒歩の人が多い場所を選んで店舗を開店し、集客のために色々な施策をしながら売り上げを上げてゆきます。
運営には資金が必要不可欠になるのです。
お店の賃貸料や電気代や商品の仕入れのお金、それにお釣りやランニングコストなどを用意しましょう。
小規模なお店ならば数百万円から始められると言われています。
宣伝にはネットを使い現在主流のSNS型のサイトで、また動画配信サイトやブログなどでお店のPRをすることが商売を軌道に乗せるための広告になるのです。
この広告活動は店を開店する前から告知として定期的にアップしておけば、SEO対策にもなり開店と同時に集客効果を望めます。
たくさんの記事を作るのではなく、日々少しずつ情報を加算してゆくことがSEO対策では重要なことになります。
実店舗だけではなくネットショップも併設するパターンも考えられます。
オークションサイトや個人売買のサイトに登録しましょう。
規約をよく確認しておき業者として出店出来るのか、個人としてしか出品出来ないかなどの情報を集めておきます。
その上でネット上にも実店舗も併設して持てば、相互作用で売り上げが上がることになるのです。
せどりは仕入れが重要！｜せどりを成功させる仕入れの方法やコツとは？