証券会社の口座さえ開けば、基本的には誰でも投資が出来るようになっているのが企業株です。
株式投資をスタートさせるには暴力団を始めとした反社会組織との関わりがないこと、100株単位で購入できる資金力があることなどそれなりの条件があるにはありますが、未経験だからと言って証券会社の口座を開けないなどということはまずありえません。
始めようと思い立ったらすぐに始めやすい投資の手段のひとつになっています。
株式投資を行うには証券会社の口座を持つことは必須
株式投資を行うには証券会社の口座を持つことは必須になっており、株の売買は原則として証券会社に手数料を支払う形で行ってもらいます。
保険商品や外貨取引のように、銀行や現物のようにいくつかの取引先が存在しているわけではないため注意が必要です。
ただし証券会社はそれぞれの強みを有していますので、証券会社の選択は個人株主の側に委ねられてもいます。
自身の投資スタイルに合った証券会社を選別することは可能なのです。
株式投資には種類があり、株価が上がったら利益が出る現物取引と株価が下がったとしても利益が出る可能性がある信用取引があります。
現物取引は実際に保有している資金力の範囲内で購入できる株を買い付けて、株価が上がれば売却するというスタンダードな手法のことを指します。
信用取引は保有している資金力以上の買い付けやカラ売りが出来る反面で、株価の上下の予想が外れてしまった場合には現物取引よりも大きく損失を出してしまう恐れがある、ハイリスクハイリターンな手法です。
どちらも一長一短がありますが、安全なのは現物取引だとされています。
株式投資で利益を出す一番わかりやすい方法
株式投資で利益を出す一番わかりやすい方法は、安い時に株を買って高くなってから売るという方法なのは間違いありません。
しかし株価の上下をあまり気にせずに、長期でホールドをすることで配当金を毎年もらったり、株主優待を受けたりするような形で利益を得る手法も存在しています。
所有している株の数に応じて配当金が銀行口座に振り込まれますし、株主優待を利用すれば数千円から数万円分のサービスが無料で受けられるからです。
実際に日本特有のシステムである株主優待制度の良さを優先して、投資先を選んでいる個人株主も多いくらいですので、株価が上昇したらすぐに売ったほうがいいと言われている昨今であっても、ホールド思考が強い方も少なくありません。
株の取引きや儲けの出し方は、意外に幅広く投資をする側がある程度自由に決められるということなのです。
銀行にお金が預け入れておくのに比べれば利益率が高いのも確かですので、お金を腐らせていることに不満を持っている方に向いているような投資の手段となっています。
株式投資の魅力
株式投資の魅力は、自己責任なので絶対ではないとはいえ、堅実な取引を繰り返せばお金が儲かることだと経験者としては言っておきたいです。
お金が増えれば将来の不安が少しは軽減しますし、単純に口座のお金が増えていくことへの喜びも生じます。
プロのトレーダーでも失敗してしまうシビアな世界ですので、余剰資金や生活資金を全て投じるようなリスキーな真似は避けたほうがいいですが、無茶な投資さえしなければ危険すぎるということはありません。
分散投資の手段としても最適なので、資産をいくつかに分けたい人にも向いています。
株の取引は証券会社を介して行う必要がありますから、手数料を株主側が負担する必要がどうしても生じますが、小学での取引の場合はネット証券を利用することで取引にかかる手数料が無料で済むこともあります。
私も取引手薄料無料のネット証券を利用しており、税金はかかりますが手数料の節約には成功しています。
手数料無料の証券会社はユーザーの増加が今後も見込まれることから、維持か増えていくだろうとアナリストも言っていますので、手数料に悩まされる個人株主がもっと減っていく確率が高いです。
一回の取引でその都度手数料がかかるコースでも、一日に何回取引を行っても一定の金額で済むコースでも、手数料は安いに越したことはありませんので口座開設時にチェックすべき重要ポイントだと覚えておいてもらいたいです。
株式投資で利益を出した場合には必ず面倒くさい税金の申告をしなければならないと勘違いされている方もいらっしゃいますが、特定口座を利用した源泉徴収という手段をとっていれば税務申告が自動で終わりますので便利です。
私も株の取引は必ず特定口座で行うようにしており、所得税と住民税が取引終了と一緒に自動的に引かれる利便性を享受しています。
普通口座を開ける人でしたら特定口座も開けますし、口座の維持に手数料がかからないことが大半ですので、株の取り引きをこれから始めようと考えているなら特定口座で始めることを推奨します。
所得を自己申告する必要がないというだけで、休日を無駄に潰す必要性がなくなるといった魅力があるからです。
一年の内に何度も株の取り引きをしたいと検討しているなら、特に特定口座の活用は重要なのだと認識しておいてください。